Royal Wings ISLAND ATTRACTION | Architecture | AND lab | APAC Glocal Commercial Design Consultants Group

ロイヤルウイングス・アイランド・アトラクション

マスタープランと建築デザイン｜観光地と国際会議場

ロイヤルウイングス・アイランド・アトラクション

2018年｜インドネシア・バタム島

and-lab-setok-attractions-マスタープラン・デザイン-5

インドネシアのビンタン島にある観光プロジェクトである。ビンタン島はシンガポールから船で約45分の距離にあり、主にシンガポール人観光客を対象とした観光都市である。プロジェクトは、道路で区切られた2つの土地区画から成り、総面積は33万平方メートルで、独自の海岸線を持つ海に面している。このプロジェクトには、観光名所、コンベンション・展示センター、リゾートホテル、環境に優しいマングローブのツリーハウス、別荘地、動物園、飲食街などの総合的な計画・設計が含まれる。

アトラクションでは、波を模した起伏のある木製のエントランス構造が訪問者を迎える。アトラクションの外側の海岸線沿いには、シーサイド・ダイニングが設計されている。また、隣接するリゾートホテルに宿泊することもできる。リゾートホテルにはプライベートビーチがあり、プールやバーダイニングもビーチに設計されている。地形の高低差が大きいため、ホテルのロビーは高い位置に設計されている。高台のロビーから海岸線まで、段々畑のような水辺が連続し、視界を遮るものがなく、直接海の眺望へとつながる。ホテルの客室は、自然の地形に沿った2階建てのユニットとして設計されている。ファサードは起伏のある木造建築と一体化し、山と調和している。

このリゾートホテルには、コンベンションセンターと展示センターもある。センターは部分的に山に埋め込まれるように設計され、メインホールからはアトラクションや海の景色が見渡せる。センター上部には屋上庭園が設計されている。

ホテルの先には生態系に配慮した湿地帯がある。私たちは既存の生態環境を壊したくないし、建設過程での混乱を最小限に抑えることを目指している。そのため、湿地帯の上にツリーハウスを設計しました。木々に囲まれたプラットフォームの上を歩きながら、湿地帯の生態について学ぶことができる。

道路の反対側には、小さな動物園と屋外ダイニング・ストリートを含む内陸の区画が設計されている。